ネットゲームがもたらした開拓期

発達するオンラインゲーム社会

追体験できる作品が急増

これまでのゲームは自分自身が仮想現実、ゲーム内で自分自身を創りだしてそれを操作することにより擬似的な物語感を味わうことを目的にした作品が多かった。今でもその傾向に変わりはないが、作品によっては主人公そのものに個性があり、プレイヤーそのものとは言えない部分もある。最も代表的なのは、ドラクエシリーズでしょう。主人公は決して口を開かず、言葉少なく何かをはっきりと明言することなく淡々と物語の中で活躍している。ここに操作している人自身の言動を投影することでより世界観を堪能する、事ここにゲームの本懐はこのような部分に至っているはずだ。

ですがそれはしいて言うなら、誰もがやってみたいものだと感じている人も多い。特に自分自身がまるで非現実めいた日常を生きる、物語でいうところの勇者みたいな役割を担うことにより、ゲームをより楽しもうとする手段は究極的に求められていた。現在でいうと『ソードアート・オンライン』のような、一人称で自分の視点でゲームの世界を体感できるものが切望されている。そうしたゲームをしたいという人にとって、オンラインゲームのネトゲは最も適した作品といえる。特に『FPS』、要するに自分の視点で自分の思うがまま戦う醍醐味が味わえ、臨場感溢れるドキドキ感はどのゲームより格段うえとなっている。

またコンピュータゲームの中では最も人気が高く、そして一番発達が期待されているものとしても有名だ。これまでそれらの技術が完成するまで多大な時間を要すると見られ、まだ未来の話だと言われていたが昨今になりその市場は少しずつ広げられているといえるだろう。またこうしたオンラインゲームが登場する背景には、新興国の経済成長の度合いを示すものさし的な役割も存在しているとのこと。

経済的な側面で

コンピューターを操作するのが既に日常茶飯事となっている日本で、今更何を言っているのかと思う人も多いでしょう。ですがその感覚はあくまで日本国内でのみ通じる価値観となっており、他の国もそうとはいえない。先進国と言われる経済的に発達している国々においてIT技術を用いた社会システムが構築されているのは言うまでもない。そうした中でFPS、一人称でプレイすることが出来るネトゲをしている人が多ければ多いほど、それだけ技術が流通しているという点に繋がると言っていいでしょう。

そんなゲームをリアルタイムで世界各地の大勢と同時間帯でゲームをプレイするという状況は、プレイヤーにとって興奮を誘う材料となっている。世界的に人気のゲームを自分もしている、FPSで一人称のように自分自身が物語を体験していることもあり、熱中する人が続出してもおかしくないのが、FPSの特徴となっている。ですがそれも引いてはコンピューターを持参していなければ出来ない。確かに今現在の日本では、パソコンは1世帯辺りに1台所持しているのが平均だと言われていますが、これを個人単位で考えると数は大きく変動するはずでしょう。自分一人で使用できる個人のパソコン、これを持てるのはそれなりに経済的な余力を持っているか、保護者に頼んで買ってもらうか、どちらかになるでしょう。

それだけ多くの人がパソコンを持つようになった時代ですから、持っている人が多ければ多いほど経済的に循環して潤沢とした社会が形成されていると、そのように予測できるのだ。

日本を基準にして考えると

ただ日本の場合だとパソコンは最初、非常にマイナーな人達に愛される道具として認知されていた。誰もがその存在を認識こそしていたが、持つほど需要が高かったわけでもない。むしろ持っている方がかなり稀有であり、物珍しいとばかりに人から奇異な視線を向けられた人も多いのではないでしょうか。

また今では業務上の一貫で仕事に欠かすことの出来ないツールとなっているのも1つだ、パソコンを操作できないと仕事ができないのも現代ならではの特徴といえる。そのため、小中高などの時からコンピューターに触れることで操作を覚え、就職以外にも生活に役立てるように学んでいくのが常識となっている。考えてみれば中々凄い光景だ、かつては冷蔵庫やテレビが出てきただけで賑わいを見せていた戦後の経済と比べると、日本経済がどのくらいのスピードで進化・発展しているかが見て取れる。

ネットを使用する時間も増えて

そんな日本ではパソコンを始め、スマホなども含めるとオンラインネットワークの使用時間は増加の一途を辿っている。老若男女問わず、様々な人があらゆる目的で利用し、使用しなければ生活できない状況に差し掛かっているのも状況に拍車をかけている。ネット依存症が囁かれている日本人の生活習慣には、最早スマホやパソコンから遠ざかる事などありえないことだと認識したほうが早いのかもしれません。