人気過ぎるとこんな弊害も

発達するオンラインゲーム社会

ソシャゲ人気作の悪いところ

このようにネトゲの他、ソシャゲという新たなジャンルが開拓されたことによりゲーム業界はその点では躍進したと、褒められるかもしれません。一説によればソシャゲ市場も2014年は3,000億円を記録したと言われており、人気作品によっては1月に100億円もの売上を出したというから桁が違いすぎる。これだけなら、今までゲームと縁のなかった企業が突如として参入し、一発業績改革を目指そうとやっきになるのも分かる気がする。ただゲームをする人の視点は相も変わらず辛口なのは基本なので、よほど良作と言われる作品でなければヒットするのは稀と考えるべきだ。そもそも、容易に市場へ参入して失敗し、運営が音もなく消え去ってサービスが終了したゲームなど数えられない。そういう意味では、ソシャゲも中々闇が深そうだ。

ただ先にも話しましたが、最近のソシャゲは手軽さという点からは非常に縁遠い作品が増え続けている。あからさまなものもあれば、もしくは予算の都合上どうしようもないのか、その裏事情を図ることはできません。ですが人気が出すぎて、手軽にいつでも楽しめるという観点から外れてしまっている作品が多くなっている。今現在、個人的に熱中しているソシャゲで、恐らく今年2015年下半期の中ではビッグタイトルの一つと言っても良い作品である『Fate/GrandOrder』を参考にしつつ、そちらを取り上げて問題点を考えてみる。

サービス開始から波乱万丈

FateGOという作品は、ファンなら昨年12月頃から情報を知っていて楽しみにしていたという人も多いほど、人気と話題を秘めた作品となります。そのため、サービス開始がそろそろスタートするのではないかと言われ始めた頃は、中々色々な意味で賑わいを見せたもの。ただサービス開始がいつになるかと楽しみに待たれる中で、今年7月31日に満を持してサービスがスタートした。

待ちに待ったゲーム、思う存分楽しもうと息巻いていた人が多い中でいきなり相まみえたのはトラブルに次ぐトラブルだった。運営がようやく開催となった時には様々なネットメディアがその事実を公にするなど期待感が半端なかった。しかしそれも一日だけで期待を裏切られることとなる。人気すぎるがゆえなのか、はたまたそうなると予想していなかった運営の甘さが露呈したのかは分からないが、事の経緯を簡単に紹介するとこんな感じだ。

  • 運営開始、しかしゲームのセーブデータをキャッシュに保存しているという不具合が生じる
  • 事前登録で貰えるアイテムが、運営開始から最長で7日間も要する
  • 有料ガチャを行う際、どのように排出されるかが不明記
  • リセマラアカウントが続出
  • 様々な障害続きで、メンテナンスを行う羽目に
  • 時間限定イベントをするも、アクセスが集中しすぎてまともにプレイできない

上記のような出来事が一挙として舞い上がり、多くのユーザーを混乱と共に絶え間ない怒りをもたらしたため、ある意味神ではないかと言っている人もいます。お世辞にも褒められた内容ではない、そもそも最初からあらゆる事態を想定した対策を練らなかったのかが疑問だ。中にはどう考えても需要の高さゆえに生じるだろう事前にどのような対策を行えることをしていなかったため、これまでで一日以上メンテナンスに時間を費やしてゲームが出来なくなった事例もある。この時ばかりは、どうしてこうなったと嘆いたものです。

元々同時期にテレビアニメも放映され、知名度も注目度も増し増しだったのは明白なのだが、予測を甘く見積もりすぎたが故に不測の事態を巻き起こしてしまったと言える。こうした物議をかもしだす炎上騒ぎがゲーム開始当初から継続して行われ、色々な人の心に闇を指したといってもいいでしょう。

話題が高すぎるのも考えもの

その他の作品にも同様の事態が巻き起こり、不快な気持ちにさせられたと言わざるをえない事態を巻き起こした例は幾つもあるが、このFateGOに関して言えば最初からつまづきすぎたと言わざるをえない。作品としてその知名度は今現在のアニメ・ゲーム業界にすれば一級品と言われ、知らない人はいない作品にまで消化されている点を含めても、立ち上がりは非常に残念すぎる結果に留まってしまっている。

ソシャゲの本分である、いつでもどこでも手軽に出来るという点は内包しているが、時と場合によっては手軽に出来ないのが難点と言える。今ではそれとなく解消されてはいるものの、障害はまだまだ何かと起こりそうだ。